ホンモノグループとは・・・
メンバーは、ホンモノの素材・・・主に無垢の「木」を中心とした天然素材を使用し、物作りをしている職人。
現在、大工くりきとM.SAIToの2名。
『素材』
住宅や家具を構成する部材として多用される、接着剤で張り合わせた合板や、工業製品として開発された石油系、プラスチック系の新建材が、本当に住まい手、使い手にとって良いものなのか?
消費者は、それしかないもの、「無垢の木」は高くて手の届かないものと思い込み、仕方なく生活に取り入れてしまっているのではないだろうか?
という思いから、「無垢の木」「ホンモノ」の良さと、それに伴う技術をアピールしていこうと考えています。
エネルギー消費量を少なくすることも確かに「エコ」ですが、私どもの考える「エコ」とは、「長く使える」「もったいない」をテーマに、素材の良さを最大限に生かしつつ、丈夫で、末永く使い続けられるものとして捉えており、それは年月をかけ経年変化をすることでさらに輝きを増すものです。
『技術』
ホンモノグループは、長い歴史の中で培われてきた、伝統的な技術に敬意を表し、これからもずっと大切にしていきたいと考えています。
ただし、伝統や古いモノというだけにとらわれることなく、その時々の時代のトレンドというものも敏感に取り入れる。新しく生まれた技術と伝統を組み合わせ仕事をする・・・それは、「木を扱う」という過去から未来へとつながって行くべき「技術」です。
『正直』
伝統的な継手技法というものには、それなりの魅力はありますよね。
ただ、私たちのほうがこんな風に言うのもへんな話なのですが、あまり手の込んだ継手や組み方というのも、行き過ぎるとただの職人のナルシスト的な(?)ほとんど自己満足的なものでしかないように思うのです。
つまり、お客さんにとっては必要のないものであったりします。
それでもそういった伝統技法を求めるお客さんというのは、その技術を使ったモノが気に入ったというより、職人さん本人、または職人の心意気そのものにほれ込んでのものだと思います。
M.SAITo自身も、HPにも記載しているように、箱物製作の際には、留型隠しあり組継ぎといった継手を使います。
これには理由があります。
箱物本体の継手に最高級の継手強度を持たせることで、それ以外の補強部材を取り付けたり、そのほかの強度対策を必要としない構造にしています。とにかく余計なもの、部品はなくしてスッキリさせたい目的で使用しています。
本体の重要な部分に力を注ぎ、そのほかの部分を無くしているわけです。
ですので、トータルでかかる手間というものに差はないのです。
家具にしても、木造建築にしても、このような伝統的な継手技法というものの使い方も、お客さんが納得していただけるものでなくてはならないと考えています。
大工くりきも同じように考えています。
ものの構造や、デザインをしっかりと考慮したうえで、どうしても必要な箇所に、必要な継手、処置を施す。
それ以上の余計なものは必要ありません。
ただの職人の勝手な思い込みではなく、ちゃんとした理由・コンセプトをもってやっています。
その時々の場合に応じて、ビスや金具も使用します。最初から金物類の使用を否定するわけでもありません。
私たちはホンモノグループといって一緒に活動させてもらっていますが、このホンモノという言葉に込めているのは、「正直である」ということです。ホンモノというのは、すごい素材、すごい技術しか使わない、という意味ではなくて、ウソをつかない。ごまかさない。ということです。
蔵展示会などでの活動
【蔵展示会の趣旨】
情報の溢れかえる今の世の中で、本当に大切なコトを見極め、ホンモノとは?ホンモノのよさとは何か?を、多くの皆さんに伝え、提案していくことが、我々ホンモノグループの目的です。
実際の、大工くりきによるリフォーム現場、M.SAITo Wood WoRKSの木の器や家具といった商品の実物をごらんいただきながら、お越しいただいたお客様と直接お話しすることで、多くの情報を提供し、さまざまなご要望にもお応えしていきたいと考えています。
ホンモノグループのイベントではその都度、テーマを設定して、ディスプレイや会場設営、ワークショップを行っています。
2009年2月のテーマは、「ロック」
「木」の持つ癒しの要素だけでなく、ハードな面を強調し演出することで、若い世代、例えば、中高生のような世代への働きかけも意識しています。
ホンモノの木を扱う職人が減少している昨今、子どもたちにも知っていて欲しい・・・「木」の良さとそれを扱う技術です。
次世代の若者たちへも、同様にホンモノのよさというものを伝えていきたい。
幅広い年齢層、世代の方々にホンモノグループの仕事に接し、ホンモノよさを感じていただけることを願っています。
エコ的大工くりきのリフォーム考
M.SAITo人間力向上ブログ
栗木斎へメール→ku-ri-ki@nifty.com
齋藤正明へメール→info@msaito.net
