BORO木器

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エイジング加工の探求。

これは、どこかで拾ってきたり、骨董屋で買ってきたものではありません。
自ら木材を削り、加工し、新たに製作したものです。製作期間は1週間ほど。

流木のような風化し枯れた質感を目指したのがきっかけです。
流木、骨董品、プリミティブなものは偶然の出会いによって手に入るものですが、積極的に自らデザインして作り上げる事もできると考えます。

BOROというのはいわゆる「襤褸」で、布について言われているものです。日々の暮らしの中で無意識のうちに出来上がったもの。その寂びた美しさを積極的にデザインすることも行われていて、それを BOROと称しています。

木の器にもエイジング加工を施すことで、流木のような風化し枯れた質感を与える事もできると考えます。骨董品、考古学資料、海辺にうち上げられた流木、のように偶然の出会いではなくて、自らデザインしてプリミティブな木器を新たに製作する。それを「BORO木器」と称しました。

また、木製品は、土器などと比較してやはり耐久性は劣ります。そのため、縄文、弥生時代に作られた木製品というもので、現在まで残っているものは本当に少ないのではないかと思います。
そんな時代の人々の暮らしに想いを馳せて、自分の思い浮かべる木器を作ってみたいと思っています。

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