サクラいろいろ

器作りでは、サクラの木を一番多く使っています。

「サクラ」と一言でいっても、山の中には実にいろいろな種類のサクラの木があります。

バラ科のサクラ・・・なかでも一番良く使うのが「やまざくら」

今、作っている器の材料は、広島の山で育ったサクラであることは間違いないのですが、なんという種類のサクラなのかよくわからない。(丸太の状態で購入しているので・・・)

削ってみた感触では、アメリカンチェリーに似た材質。
(※アメリカンチェリーは、家具作りでは重宝される高級材)
ちょっと荒めの繊維は巧く刃物を通さないとバサついて奇麗に仕上がらない。
チェリー同様、シュウ酸カルシウムの結晶が含まれているようで、刃物がすぐキレなくなる。

なかなか加工はやりにくい材料ではありますが、時間が経ってからの色の変化はとてもステキなのです。
ヤマザクラも濃いオレンジ色に変色していきますが、チェリーはより濃く、赤黒く変わっていきます。

この経年変化は魅力です。

Comments

  1. noblewhite より:

    こんばんは、
    それぞれ、材質により、個性があるんですね。
    その材質により加工するときに、刃物も使い分けて・・・
    なんだか、木と話をしながらひとつの形にされてるみたいで、素敵です。

    • m.saito より:

      noblewhiteさま
      かなりたくさんの種類の木を触ってきましたが、やはりヤマザクラが一番好きです。
      硬い材質の割には削り易い方で、削った後の仕上がりもキレイ。
      使い込んでいってからの経年変化も良いんです。
      いつまでも、サクラの材料が手に入れば良いのですが・・・
      そうも行かなさそうなので、他の木もどんどん使っていきます。

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